コラム「庭木にも受け継がれる歴史――終活とともに考える『木』の行方」

近年、多くの方が「終活」を意識しはじめる中で、庭木の整理や譲渡について考える機会が増えています。終活とは、自分が生きているうちに様々な身辺整理を進め、次の世代への負担を軽くしつつ、大切にしてきたものを活かしていく試みです。ここでは、その中でも庭木に焦点を当ててみましょう。

庭木は、家や会社と同じように「自分たちの歴史や思い出が詰まった存在」です。特に黒松や赤松などは、年月を経るごとに樹形や枝ぶりが変化し、手入れをする人との間に絆のようなものが芽生えていきます。年齢を重ねて管理が難しくなったり、あるいは土地の相続や転居に伴って庭木を手放さざるを得なくなったとき、「一体どのようにしたらよいのだろう?」と悩まれる方は多いのではないでしょうか。

実は、植木の買い取りから輸送までを専門的に行う会社があることで、新たな選択肢が生まれます。それは、ただ庭木を切り倒してしまうのではなく、ほかの場所で再び生かす道を見出すことです。例えば(株)愛雪の場合、買い取った木を輸送する際にも環境への配慮を行い、木の状態や土、病害虫のチェックなど、さまざまな手続きを進めます。大切に育まれてきた木を、新たな土地でまた手厚く扱ってもらえるよう、あらゆる工程に注意を払っているのです。

こうした選択肢を知ることで、持ち主様は庭木の整理を前向きに検討できるようになります。一方、木を迎え入れる側にとっても、時間をかけて成長し、立派に育った木を活用できるメリットがあります。言い換えれば、終活で手放される木が、次の場所ではまた大切に扱われ、魅力的な庭づくりや景観の一部として生き続けるのです。

日本では「樹木には魂が宿る」という言い回しが古来より大切にされてきたといわれます※。それだけに、長い年月を共に歩んだ木を手放すのは、とても大きな決断でしょう。しかし、新たな道を与えることで、次の世代や次の土地へ想いを受け継いでいくことが可能になります。大切に育んできた木に、また別の形で息長く存在してほしい――そう願う方々のお手伝いができるのは、私にとっても大きなやりがいです。

代表 倉田

黒松の買い取り強化期間実施中

現在、(株)愛雪では黒松の古い庭木を広く募集する「黒松買い取り強化期間」を実施しております。

  • 買い取り条件
    1. 幹を地面から上に30cmの所で測ったとき周囲80cm以上のもの
    2. 枝や葉がしっかりと茂り健全な状態であるもの
    3. 高さが最低3.5m以上のもの

これらの条件を満たしている黒松であれば、ぜひ弊社HPのお問い合わせページまたは公式LINEからご相談ください。専門スタッフが迅速に査定を行い、適切な形での買い取りをご案内いたします。管理が難しくなってきた庭木や、解体予定の家にある庭木をどのようにすればよいか悩んでいらっしゃる方に向け、真摯に対応いたします。

木々の移動や輸送についても、当社がしっかりサポートいたしますので、はじめての方でも安心してお任せください。みなさまの大切な黒松を、新たな場所でも元気に根付かせるため、私たちが全力でお手伝いさせていただきます。

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