祖父から代々見守ってくれた黒松–家屋解体に先立ち黒松買い取りをさせていただきました。
2024年11月、あるご家庭の家屋解体に先立ち「庭の植木を整理したい」というご依頼が弊社(株)愛雪に寄せられました。ご相談をいただいたご主人は、「長年家族とともに過ごしてきた庭木を処分対象にしたくない」というお気持ちを強くお持ちだったそうです。そこで「黒松の買い取りは可能か?」とのお問い合わせをいただき、できるだけ早く査定に伺うことになりました。
現地に伺ってみると、そこには実に様々な樹木が植えられており、特に目を引く黒松は、ご主人いわく「祖父の代からずっと家族を見守ってくれた」とのこと。写真の背景にもしばしば登場し、一種のシンボル的存在だったそうです。解体時期が迫っており、スケジュールに余裕がない状況でしたが、私たちは迅速に調整し、査定結果をお伝えし、可能な限り適切な形で買い取らせていただく運びとなりました。
解体業者様からは「木を撤去しなくてよいなら作業がスムーズになる」というお話をいただき、ご主人も「大切な木がまた別の場所で大事に扱われるなら」と安心されたご様子でした。こうしたケースでは、所有者様・解体業者様・弊社それぞれにとって不必要な負担を減らしつつ、木々の新たな可能性を広げることができます。
また、(株)愛雪は木々を買い取るだけでなく、国内外への輸送手続きをも得意としています。特に輸出する場合は、さまざまな手続きが必要になりますが、その一つひとつを丁寧にクリアしながら作業を進めています。弊社としては「以前の所有者様が大切にしていた木を、新たな土地でも元気に育ててもらう」という想いを第一に考え、できるだけ負担の少ない方法で輸出・移送を行うよう努めています。
ご主人からは「切り倒す以外の方法があるなんて知らなかった。本当に助かりました」とのお言葉を頂戴しました。私たちも、このように喜んでいただけると何よりの励みになります。実際、多くの方が「解体=庭木はすべて撤去しかない」と思い込みがちですが、専門業者に相談することで、「新しい場所でも大切にしてくれる人につなげる」という道が開けるかもしれません。特に黒松や赤松などは需要もあるため、良い樹形や健康状態のものなら、喜んで迎えてくださる方々が国内外にいらっしゃるのです。
私たちの仕事の根底には「手間をかけて育てられた木を、できるだけ長く、別の環境でも大切にされるよう橋渡しをする」という理念があります。解体の現場で出会う木々が、また誰かの暮らしに彩りを与えてくれる――そうした形で循環していくことは、木を引き継ぐうえでの理想です。これからも、お客様のご要望を丁寧に伺いながら、木々の未来を支える専門家として誠実に取り組んでまいります。
代表 倉田
黒松の買い取り強化期間実施中
現在、(株)愛雪では黒松の古い庭木を広く募集する「黒松買い取り強化期間」を実施しております。
- 買い取り条件
- 幹を地面から上に30cmの所で測ったとき周囲80cm以上のもの
- 枝や葉がしっかりと茂り健全な状態であるもの
- 高さが最低3.5m以上のもの
これらの条件を満たしている黒松であれば、ぜひ弊社HPのお問い合わせページまたは公式LINEからご相談ください。専門スタッフが迅速に査定を行い、適切な形での買い取りをご案内いたします。管理が難しくなってきた庭木や、解体予定の家にある庭木をどのようにすればよいか悩んでいらっしゃる方に向け、真摯に対応いたします。
木々の移動や輸送についても、当社がしっかりサポートいたしますので、はじめての方でも安心してお任せください。みなさまの大切な黒松を、新たな場所でも元気に根付かせるため、私たちが全力でお手伝いさせていただきます。
▼▼メールでのお問い合わせはこちら▼▼
お問い合わせ | 株式会社愛雪
▼▼ LINEでのお問い合わせはこちら▼▼